深澤企画VMDコンサルティング
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中国で感じる不安

広州でのVMDコンサルティングの旅 2

現地の副総経理(日本の副社長)と仕事の後 食事に誘っていただきました。

お米を長い時間かけて煮た お粥風のスープに色んな食材を入れて食べる

「しゃぶしゃぶ」っぽい感じのメニューがメインのレストランです。

広州では かなり人気のあるお店で普段は予約をしなければ入れない程だそうです。

その食事中 こんな話をされました・・・・

副社長「深澤君はアメリカのコンサルティング会社に在籍することになったの?」

私「えッ???何のことですか?」

副「中国でかなり有名なアメリカのコンサルティング会社から届いた資料の中のVMD部門担当に

深澤君の名前が書いてあったんだけど・・・今の仕事に支障は無いの?」

私「えっ全然心当たりがないです・・・・えッ」

アパレルWEBの通訳 成ちゃん「深澤さんもしかして 某○○○の話じゃないですか?」

私「えっ だって 何も決まっていないし ・・・・でも もしかして○○○って会社ですか?」

副「そうです」

私「あちゃ・・」

実はこの 某○○○というコンサルティング会社、

中国では欧州のラグジュアリーブランドから現地ブランドのサポートまで

中国ではかなりメジャーな活躍をしている会社で、この会社からオファーを頂いていましたが

今のところスケジュール等が合わずに まだ何も契約を交わしていない状態でした。

うぁー仕事早いなぁとチョッと感心

しかももう資料が出来てクライアントに配っている状態。

私のところに初めて話が来たのが多分 昨年の12月初旬ですから

いつからこの資料が作られていたのかと思うと 凄い不安・・・・・・・

東横in社長風に話すなら「60kmで走るところを200kmで走っている感じですよね」

ある一面 仕事が速いのは中国での仕事のし易さとして

私は凄く好きなんですが、今回のように先走りといいますか

想定外の速さで進まれるのはちょっと不安ですね。

でも もしかしたら 凄くポジティブに考えると

この速さが無ければ今の中国では勝ち残って行けないかも知れません。多分 うぅ・・・・・・・・ぅん そうなんですよ。

「中国では何が起こっても驚かない」これが 最初に中国に行った際の合言葉でしたからねッ

不安な状態でも とにかくやるっきゃないんですわッ 仕事があることは何より幸せなことなんです

・・・・・でもとりあえず・・・・・契約してねから・・・・・・

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。