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損得勘定と感情の損得

あっという間の一週間です。

更新が途絶えてしまい申し訳ございませんでした。

さて、今日は損得勘定と感情の損得について書いてみます。

多くの場合、人は自らにとっての損得で行動を決めていますよね。

日本ではあまり良い意味で使われませんが損得勘定というやつです。

今の世の中は得をするために動くというより

私もよく使う言葉ですが

損失回避思考、損をしたくないという思考によって、

自らの行動・意志決定される方が多くなっているように思います。

大きく得をすることが見込める状況が少ない世の中ですから

損失を回避する思考が強まるのは仕方のないことだと思います。

ただ、目に見える損得だけで冷静に何もかも決定できるわけもなく

損得がわかっていたとしても、感情の触れ幅が大きくなれば

冷静さを失い

間違った選択をしてしまうのも人間です。

今、世界の多くの人を巻き込む、感情の損得と思われる間違った選択によって

大きな混迷の度が深まっていますね。

権力を持ち過ぎてしまったり、長く同じ場所に留まると

損得勘定よりも自らの感情の損得によって

意思決定がなされる事もあるということだと思われます。

もちろん、こんな大きな意思決定と一緒に考えることではありませんが

買い物現場を見ていくと

若い世代は感情の損得で動く人は少なくなり

じっくりと損得勘定を明確にする傾向が強いと思います。

損得を勘定するツールの使い方もうまいですからね。

逆に

年齢が高くなると、買い物現場においても

仕事の意思決定においても

自らの感情の損得だけで動く方は一定数、多くなるなーって思っております。

もちろん、感情の損得で動くことは決して悪いことばかりでなく

人のために自己犠牲の精神で動くような判断や行動を取れる方は素晴らしいと思いますが

自らの精神衛生を保つためだけの判断をすることだけは

注意しなくてはなりませんね。

ではでは

最後までありがとうございます。

みなさま本日もご安全に

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深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。