コロナ禍によって
半強制的にデジタル化やオンライン化が進みました。
ただこれは、業務を遂行するためにデジタルやオンラインを利用した業務化が進んだだけで
顧客が体感・体験する商品やサービスの中身が圧倒的に変わったかというと
それほど大きく変わったとは言い難い状況なのでは?と感じています。
私自身も含め、この2年間で顧客の商品やサービスに対する価値観は大きく変化していると思うのですが
みなさんは、どう感じていらっしゃいますか?
変化は無いと思える方は少ないのではないでしょうか?
では、もし小売やサービス業に携わっている皆さんが
ご自身の業務を通じて商品やサービスを見た時に
売場作り、また商品企画、はたまたサービス、接客に対する価値観が
どれだけ顧客の変化に対して、その中身を更新出来ただろうかと考えた時に如何でしょうか?
もしかしたら、場当たり的なモノが多く
商品やサービスの芯となる中身の価値観はアップデートされていなんじゃないかと思いませんか?
私は、6月を前にVMDや売場作りの研修が再スタートしているのですが
これまでVMDや売場マニュアルに関する中身のアップデートを求められても
『基本の部分は大きく変わらないですよ』とお伝えすることが多かったのですが
今は、『基本の部分からアップデートすべきだと思います』と言い切れるそんなタイミングが
来ていると思っています。
外に変化は求めても自らの業務や仕事の中身に関しては
自分の知っていること、自分が経験してきたことの基本は変わらないと信じている経験則信者が日本の会社には多く存在しており
組織自体が大きな変化や進化を受け入れることに消極的になることも事実ですが
きっと、どんなに当たり前だと思っている取り組みの原則原理も、進化の大小はあれど
その価値観はアップデートしなくては立ち行かなくなる
そんな時代になっているのではと感じることが特に多くなってきたと感じる今日この頃なのです、、、
今感じていることを、バァーッと書いてしまいましたが
みなさんはどうお考えになりますか?
最後までありがとうございました。
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深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。