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売場におけるプロの視点

色んな業種 店舗でのお仕事をさせて頂くと頻繁に

『プロの視点で プロのご意見をお伺いしたい』と言われることが多い

勿論 私のことだけでなく 色んなコラムやブログ

さらに出版関係の記事にも

この『プロの視点』というタイトルを目にする

ただ、私の職種で言うならば

プロの視点 意見とは

求められた業種や店舗にて、今後 新客になる可能性のあるお客様や

既存客の潜在的なニーズや欲していること

『顧客の欲しい・買いたい』が見える意見を

顧客の視点で分かりやす語ることであって

海外の事例や全く求められている店舗や業種の価格帯やサービスのクオリティーとは

かけ離れた事例を、難しい専門用語や流行の横文字で煙に巻くように

私見として語られるような内容では決して無いと考えています。

先日も某専門店の調査を行ったのですが

やはり、私の所見をまとめた後に、実際に店舗を利用される方々の意見も頂きながら

出来るだけ、新客になるであろうお客様の意見としてお伝えさせて頂くようにしております。

『プロの視点・意見』

プロと言われた時点で増増長し勘違いや、その意見をこじらせないようにすることは

長く仕事を続けて行く上では非常に重要なことだと考えております。

 

ではでは

 

 

 

マニュアル&セミナーの成果

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お疲れさまです深澤です。

今年の前半から分厚い売場マニュアルを作成し

その後 一年半で3段階の研修をマニュアルを基に開催して行くという

某メーカーでのお仕事が、その成果を出し始めております。

全国で700店舗近いお客様がいらっしゃるメーカーさんでの取り組みなんですが

今回 158店舗に受講して頂き

ナント!! 新規客の獲得が難しいと言われているその業界において、

受講店舗の新規の来店客の獲得件数が十数%以上 未受講店舗の状況よりも上回っているというご報告を頂きました。

これは、受講店舗の皆さんのやる気と取り組み内容から生まれた成果ですが

私としても本当に嬉しいかぎりです。

この取り組みを開始する前に

『深澤さんに頼めば売上げを上げることがことが出来るんでしょうか?』という

直球の熱いご依頼に対して

『とにかく、貴社の売場品質を向上させましょう。その為にはマニュアルから作り替えて

売れる売場のフォーマットをマニュアルと研修を通じて作り上げましょう!!』という

我々のご提案の全てを受け入れて下さった

本社メンバーの方々にも、そして現在も続いている研修業務をサポートして下さっている

皆様にも本当に感謝しております。

先週からスタートした2クール目の研修も、

参加された皆さんが笑顔で店舗に帰って行く姿を見ると

更なる、成果を期待してしまうばかりです。

引き続き 頑張らねばなりませんね。

参加者みなさん 頑張って行きましょうね!!

ではでは

後輩ヴィジュアルマーチャンダイザー Mr.T

今日も小売の最前線でお仕事をされている方を迎えて、お客様に商品を購入
していただくことの楽しさや、難しさについて熱く語っていこうと思ってお
りますので、閉店まで是非お付き合いくださいね。


GUEST No.24
     『後輩ヴィジュアルマーチャンダイザー Mr.T』

バタンッ(ドアの開く音)
「いらっしゃいませ」(私、以下Fで)
「どうもこんばんは。」(以下T)
「いらっしゃいませ」

<ゲストの紹介>
T君は僕の会社時代の後輩です。現在フリーランスのヴィジュアルマーチャ
ンダイザーとして、活躍中です。今宵は久々に2人で独立のきっかけとなる
「コロンブスの卵」の話で盛り上がりました。

T君:深澤さん、久しぶりです。やっと呼んでくれましたね。
F :そう?この間、一緒に飲んだじゃない。
T君:そうでしたか?結構一ヶ月も、会っていないとかなり久々に感じま
   すよ。
F :そうかな~?まぁいいですよ。じゃー今日はご馳走しますが、何を
   飲みますか?
T君:じゃー、チンザノのロッソをロックで。
F :懐かしいね~。イソジン的な味の飲み物。お付き合いしますよ。

T君:すいません、遠慮なくご馳走になります。今日は色々話しますから
   ね。実は、僕以前からコレに呼んで頂いたら、話そうと思っていた
   ことがあったんですよ。
F :何の話?君が開催している怪しいファッションイベントの話?
T君:違いますよ、しかも怪しくないですよ。ちゃんとお客さんの動員も
   増えているんですから。話したいのは、以前話していた、「コロン
   ブスの卵」の話です。
F :あぁ話したね。コロンブスの卵。

※実は私が独立する以前に、色んな店舗を廻って調査している際に、前社
 でお世話になっていた上司に、「お金をかければ、良いお店も商品も誰
 にでも出来ますよ。

 だから、今人気のある店舗は、皆つまらない店舗に感じるし、人の力と
 いうよりは企業規模が店舗の品質そのもののように思えて仕方ないんで
 すよね…」というような話をしたところ、上司から「コロンブスの卵」
 を聞かされました。

 この「コロンブスの卵」の話を恥ずかしながら知らなかった私は、直後
 独立を決め現在に至るという事がありました。

 また、数年後その話をT君にしたところ、T君も直後に独立という「コ
 ロンブスの卵」の話によって2人ともこの業界での仕事の仕方が決まっ
 て行ったという繋がりが僕らにはあるのです。

 ~もし、知らない方のために、コロンブスの卵について~
 コロンブスが大陸を発見し帰国した際の式典で、「誰でも西へ行けば陸
 地にぶつかる。造作も無いことだ」などとコロンブスの成功を妬む人々
 に対し、コロンブスは「誰かこの卵を机に立ててみて下さい」と言い、
 誰も出来なかった後でコロンブスは軽く卵の先を割ってから机に立てた。
 「そんな方法なら誰でも出来る」と言う人々に対し、コロンブスは「人
 のした後では造作もないことだ」と返したというお話。

T君:僕、コロンブスの話って、よくTVなんかでも耳にするんですが、
   実際の内容を知らなかったんですよ。だからあの話をあのタイミン
   グで聞いた時に、なぜか自分が、たまらなく小さくて行動を起さな
   い人間に思えて仕方がなかったんです…。
F :俺も知らなかったよ、Iさんに(元上司)あの話を聞かされた瞬間
   なんか評論家みたいになっている自分に腹が立ったし、今後もずっ
   と現場の最前線で働く仕事がしたいと思って、この道に進んだ訳だ
   からね、でもね、実はまた最近この話を思い出すことがあったんだ
   よね。

T君:偶然ですね、僕もです。
F :そうなの?
   実は最近、自分も気づかないうちに、売れている店舗やブランドを
   見る際に、場所が良いからなぁ~とか、お金かけてるからなぁ~と
   か、そいうことを考えるのが一番嫌いなのに、そんなことを当たり
   前のように感じてしまっていた自分がいて、本来自分が何故、この
   道に進んだのか?そして、今の自分のコンセプトとなっている。
   「GIANT KILLING=番狂わせの大物喰い」を起す自力を失っているん
   じゃないかと。そんな自問自答を繰り返し、今一度、独立時の気持
   ちや頭に、そしてもっと自らに不足感や渇きを感じて生きていこう
   と思っていた所なんだよね。

T君:そうなんですか~?色々チャレンジしているじゃないですか?
F :そこは、まだまだだよ。これからもっともっと深くやっていこうと
   思っている。

T君:僕も同じです。VMDの仕事もそうですが、毎月行っているファッ
   ションイベントも定期化してきましたし、更にココから新たにディ
   スプレイや空間デザインのイベントを行おうと思っています。
F :そうなんだ、Tはアーティスト寄り出し、凄くいいと思うよ。

T君:ホントですか?
F :本当です。
   僕らは、絶対に誰かのせいにしたり、何かが不足したりすることで
   目指すモノやコトが出来ないとは、思ってはいられない仕事なんだ
   よね。勿論ドンキホーテのようになってもいけないと思うけど、出
   来ることから確実に見定め、更に上を目指す。この反復によってお
   客様を高みに導いていくお手伝いが出来れば最高だね。
   それが僕らの考えるプロフェッショナルだと思う。

T君:そうですね、何も行動を起さないうちから負けを認めたり、逆に人
   のやっている事の努力の証を軽く考えたりすることは、私達らしく
   ないですもんね。
   今日は久々に話が出来て本当に嬉しいです。ありがとうございます。
F :こちらこそ今日はありがとう。また遊びにきてね。
T君:ハイ。


T君とは、もう20年来の関係であり、今は最高の仕事仲間となっています。
2人とも、常に毎日に不足感を感じていますし、会えば必ずお互いを刺激し
あえる関係になっています。

仕事をしていると、回りが見えなくなったり、行動を起さずに人のコトを
引き合いにだして自らを正当化したり、自分の本来、欲している理想像と
は、かけ離れてしまっていくこともあるかと思いますが、T君と私、別の
角度から同じ理想像を求めていく。

友人が近くにいることで、お互いを鏡のように映しあって、お互いの道標
とさせてもらっています。また前に進んでいくパワーをいただけた夜でし
た。

皆さんには、過去の自分の理想像に近づけていますか?過去の私の理想像
に対して、今の私はまだまだ追いついていないようです。頑張りがいがあ
る目標です。ではでは。

ランチの一場面から

今日のランチのことですが、無性にマクド○ルドのポテトが食べたくなり

事務所近くの店舗のドライブスルーを利用したんですが

普段、平日でも並んでいた車の列も無く

店舗もガラガラという様子でした。。。。。。

うーーーん  この、ささぁーーーッと客足が引いて行く様子は

これまで利用していたお客様が

まるで そのブランドに悪い夢を見せられ、ようやくその夢から目覚めた、

そんな物語を見ているようですよね・・・・・

まぁ これはここだけの話ではなくて今年だけでも

数々の企業や芸能人・研究者等

興ざめすることの特に多い1年ですよね。

でも これって裏を返せば、日本人が何かに熱狂したり

正しい・楽しいって言われていることや、そう思われていることを

集団的に信じることで安心したいっていう願望や、何か誰もが正しいと思えるような
正義が存在していて欲しいと願っている

個人的な精神面が弱い証なのではないのかと思わされます。

もちろん、そんなコトに流されずに個々、周りに左右されない生き方や

考えをされている方も凄く多いのだとも思うのですが

僕には、これまでよりもさらに

論理的思考が薄れた小集団が沢山現れる社会になるんじゃないのかと

感じさせるランチの一場面でした・・・・・


夢を見せることは サービス・小売りの世界では不可欠な要素ですが

その夢を常に守り・広げ・高めない限り

どんなに素晴らしい夢も、

いつか、その夢も顧客に取っての悪夢として

興ざめさせてしまう結果に繋がるのだということでうね。

ではでは

スーパーマーケットのVMD

今日も小売の最前線でお仕事をされている方を迎えて、お客様に商品を購
入していただくことの楽しさや、難しさについて熱く語っていこうと思っ
ておりますので、閉店まで是非お付き合いくださいね。


GUEST No.23
     『スーパーマーケットのVMD』

バタンッ(ドアの開く音)
「いらっしゃいませ」(私、以下Fで)
「どうもこんばんは。」(以下FJ)
「いらっしゃいませ」

<ゲストの紹介>
FJさんは食品スーパーチェーンの再起を託されたプロジェクトチームの中
心人物です。先日、このスーパーでの売場改善中に他の幹部達が、私が売
場を改善しながら忙しく動き回っているのを見ている際に、このFJさんが
「何で皆さんも協力して参加しないのですか?」と声を掛けるとこの幹部
達が口を揃えて、「今日は、見学だから」と……

その瞬間、
FJ氏「そんなこと言ってるから、今の状況なんでしょ!!!自分達から率先
して参加して変わっていかないと意味がない!!!」
この一言を聞いた瞬間に、このメールマガジンへの参加をラブコールした
という経緯です。


F:こんばんは
FJ:今晩は、お招き頂きありがとうございます。
F:コチラこそよろしくお願い致します。お飲み物は何になさいますか?
FJ:じゃービールを頂きます。
F:私もお付き合いさせてください。いやぁ~しかし、突然のお願いで申
  し訳ありません。

FJ:いやいや、こんな機会もないですからいいですよ。
F:ですが、あの一言、本当に助かったというか…本来僕が言うべきこと
  なんですが、もう開店直前で、しかも生鮮品の入荷待ちというような
  状況でしたのでてんぱってました…

FJ:そうですか、僕らもあの日は深澤さんに良い売場を作ってもらって、
  それを役員にプレゼンする予定でしたので、勿論そこに集中していた
  のですが、あまりにも傍観者で他人事のようになっている自社の人間
  を見て、「違うだろう!!!」という…お恥ずかしい…

F:恥ずかしいなんてとんでもない、1人でもFJさんのような方がいらっ
  しゃる事で僕らも救われますし、一緒に戦って行くという想いや姿勢
  がチームの中にないと必ず、悪人を作りだしますからね。

FJ:悪人とは何ですか?

F:チームの失敗や責任を押し付けることが出来る逃げ道となる対象者や
  対象事です。僕らは、その悪人事や悪人にされやすい立場にいますか
  ら…かといって責任を背負いたくないということではなく、勝つため
  にチームの持っているポテンシャルを使い切りたいと言うことですね。

FJ:それはそうですよね。分かります。

F:特にスーパーマーケットって多分、小売業界の中では非常に体質が古
  いですよね。僕自身アパレルの会社を辞めて真っ先に修行したのが食
  品スーパーでしたので、この辺りのギャップは非常に、辛いものがあり
  ました。

FJ:そうでしたか、確かにこの業界の体質は古くからある慣習や、考え方
  が、まだまだ強く残っているかもしれませんね。ただ僕ら若手の世代
  がそこを変えていかなくはなりませんから、VMDなどの新しい概念を
  取り入れたいんです。

F:そうですね。僕にも協力させてください。

FJ:ありがとうございます。

F:では最後に今後VMDの手法を取り入れて何処を目指して行きますか?

FJ:うーーーん、難しい質問ですが、僕らが提供できる価値というのは基
  本的に品質・鮮度・そして安さ。吉野家と一緒ですよ、「安い・美味
  い・早い」ですよね。でも知らぬうちに生活観というライフスタイル
  の価値について考えることを諦めていたんでしょうね。もしくは、こ
  の部分をメーカーに任せていた所が大きかったかもしれません。

  VMDを導入したいという思いは、この生活観を通じた価値の提供であり
  デパ地下のような、ハイクラスの環境や場面で無い、身近な幸せを感
  じる店舗にしたい。食卓から幸せを感じさせる店舗、こんなことが出
  来ないだろうか?そう思っています。

F:そうですね。僕もその意見に共感します。食品スーパーが提供すべき
  ところで抜け落ちておる箇所は、まさにそこだと思います。
  どうしても、日本小売体質は「早く売る・多く売る」ということが前
  提にあります。

  しかし、「早く売る・多く売る」、そして「正しく売る」という事が
  今後、本当に問われる時代になってくると思います。この「正しく」
  が、現状では「虚偽・偽らない」という程度の意味合いに過ぎません
  が、この「正しく売る」という言葉を、どのように解釈していくか。
  ここが、今後の各社の強みの出しどころになるでしょうね。

FJ:まさにその通りだと思います。今後、この正しく売るについて一緒に
  お手伝いしてください。
F:勿論です。今日はありがとうございました。
FJ:ありがとうございました。


今日は久々にPAL’S Barを開店させていただいたのですが、残暑厳しい中
熱いトークが出来ました。インタビュー中にも出てきたのですが、「早く
売る・多く売る」を突き詰めていった結果が、今の日本マーケットの現状
であると思います。

そこに、正しく売るという概念があったのか?と問うと、購入者のリテラ
シーの問題もあり、まだまだ成熟していない部分だと感じています。
変化が非常に求められる業界であるからこそ、正しく売るということを売
場作りから模索していくことは、日本のマーケットで売場作りを生業にし
ていく僕にとって一生のテーマになるのかもしれないなぁ~と、その答の
重さに若干腰が引けながらも真っ直ぐに進んで行こうと誓う私でした…。
ではでは。

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