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2013年11月

照明実験

お疲れさまです 深澤です。

今月はこれまでブログを続けてきたなかで

過去最低の更新頻度となってしまいました、反省です。

新規の取り組みがスタートして、記事内容となるような出来事ばかりなんですがね・・・・・

来月は頻度を上げて行こうと思っております。

さて、昨日、一昨日は珍しい事に

2日続けての照明実験となりました。

光色・配光・演色・熱線、照明計画の要素を一つ一つ実験しながら

最高の照明計画を決定して行くなんてコトは

本来必要な事なんですが、認識・専門性の低さや

工期を優先する施工のやり方などから、

このような実験を、しっかりと行い、

照明を決めて行くような取り組みは本当に少ないと思います。


それが、2日続けて照明実験をさせて頂くなんて

プロジェクトに恵まれている事を実感しますね

ありがとうございます。

さて、その実験現場ですが




初日は日本の照明デザインではおそらく、日本一のmuse-Dさんで

食品系の店舗照明の実験


二日目は、ウエディングドレスを扱う店舗の照明実験

いずれも、たった一つの光によって、価値が上がりも下がりもする商品ですから

打合せ内容はまさに白熱しました。



僕自身も照明に関しての知見は、まだまだの部分がありましたが

2日間の実験を通じて、やりたい事と

実際に何をどうすれば、そこに近づけて行けるのか

理想に向かっていく方法をまた一つこの手に掴めてきたのかと思います。

ではでは

セクシーか? セクシーじゃないか?

1月の開店する某食品小売り店の新業態開発のプロジェクトにおいて

シーユー・チェン(http://ja.wikipedia.org/wiki/シー・ユー・チェン)さん

率いるブランディングチームのVMDを任されております。


照明・建築・コミニケーションツール開発等

日本を代表するプロフェッショナルな方々が集結したチームの一員ですので

週一回の定例会議は良い意味での緊張感と、一週間のワークを披露する場として

自分自身の成長に繋がっていると実感出来ます。



この成長の場において話される内容の良い悪いの判断は

全て『セクシーか?セクシーじゃないか?』

この一言で評価されます。

この陳列は?  そのコーナーの照明は?

什器デザイン?  ディスプレイ?  グラフィック?

頭でっかちに仕事をしている方なら、本の中だけのロジックや経験談

はたまた他人の事例を出して、自らのアイディアも出さずに

誤摩化し、聞いているヒトを煙に巻く事も出来るのかもしれませんが

この会議の場は、僕らが出すアイディアとプランの内容、そして再現性が

お客様にとって 全て  セクシーか?   セクシーじゃないか?

多分日本の企業の中では出てこない一言だと思うのですが

セクシーに感じさせるっていう一言

ヒトを惹き付けるかどうかを判断する上では非常に深くて分かりやすい基準だと感じています。


毎日が真剣勝負ですよね。

そんあセクシーな店舗は1月開店ですので

開店時にはご報告致します。


ではでは

Whole-Foods-Market-store-Detroit-02

マイペースを貫くカリスマブランド

今日も小売の最前線でお仕事をされている方を迎えて、お客様に商品を購入
していただくことの楽しさや、難しさについて熱く語っていこうと思ってお
りますので、閉店まで是非お付き合いくださいね。

GUEST No.20
     『マイペースを貫くカリスマブランド』

バタンッ(ドアの開く音)
「いらっしゃいませ」(私、以下Fで)
「お疲れ様。」(以下U)
「いらっしゃいませ」

<ゲストの紹介>
Uさんは、私の最も古くからのクライアントである某国のカジュアルブラン
ドの店舗運営部担当者であり、プライベートでも非常に親しくさせていただ
いているお客様の1人です。

F:いらっしゃいませ、今日は色々とお話を聞かせていただく分、ご馳走し
  ますので、ごゆっくりなさってくださいね。
U:はい↓
F:お飲み物は何にしましょうか?
U:では、生一つ。
F:私もお付き合いします。

F:今年で30周年のブランドアニバーサリーですね。
  おめでとうございます。
U:ありがとうございます。

F:本当に凄いことだと思いますよ!!
  僕も、参加させていただくようになって6年ですからね。時間がたつの
  は早いですね。初めて事務所にお伺いした際の提案書を見返す機会が最
  近あったのですが、今見ると、お恥ずかしい内容で・・・・・・・  
  申し訳ありませんです。

U:いやーー、とんでもありませんよ。僕らもVMDっていうことに関して
  何となくしか理解していなかったんですが、現在も、こうやってVMD
  を軸に店舗運営をしておりますから、感謝していますよ。
F:ありがとうございます。

F:今日Uさんにお越しいただいたのは、日本での直営展開を開始してから
  これまで殆ど店頭セールをしないで、売上げ、そして直営店舗を増やし
  続けながらブランド運営をし続けている秘訣のようなものをお伺いした
  かったからです。この読者の方も、その辺りの話は興味があるのではな
  いかと思い、是非と、お呼びしたんですが、、、、、、、

U:そうですか、実際に僕も他のメーカー等で勤めたことがありませんから
  ここが違う!!と、一概にお話しするのは難しいかもしれませんが、確
  かに、近年どの店舗も、いつ行ってもセールをしている店舗が多くなり
  ましたね。

F:そうですね、単純にマーケットに対してオーバーストアというのもある
  のですが、この4月の店頭はセールだらけですからね。一度打ったら止
  められない麻薬汚染が広がっているような状態ですよね。

U:私達のブランドは90年代から裏原宿を中心に売上げが一気にピークに
  達しました。それ以前からも、平行輸入の店舗が多くあり、全国的にテ
  ィーン層を中心に人気はあったのですが、あのブームによって一気にメ
  ジャーになっていきましたね。

  ただ、そのころと、今とも、そしてそれ以前とも我々のスタンスは殆ど
  変えませんでしたし、一気に波が来たからといって、店舗は増えました
  が何かを変えるというようなことは一切しなかったんじゃないですかね。

F:あの波が終わりを迎える2003年位から私は参戦さしていただきまし
  たね。
U:そうですね。深澤さんもキャリー品が結構あって、びっくりしていまし
  たもんね。『セールは行わないんですかっ?????』って
F:驚きでした。

U:勿論在庫の消化や店頭・商品の鮮度を考えると、それもありなのですが、
  年間半袖TEEが売れるブランドですし、それが顧客の満足に繋がると
  は決して思えないじゃないですか?僕らはプロパー価格に対して、それ
  に見合う価値を提供しているわけですから、それよりも下げて販売する
  ことが出来るならそれは、もともとの価値が疑わしくなることに繋がり
  ますからね。

F:まさに、そうですね。僕も、いつも商品を購入させていただいておりま
  すが、購入した商品は、使用頻度も高いし、使用回数も多い。勿論デザ
  インが気に入って購入していますが、高いと感じたことはありませんよ。

U:ありがとうございます。周りを見渡せば、全てではありませんが・・・
  収益と顧客満足が反比例しているモデルのブランドばかりじゃないです
  か?僕らは出来るだけ顧客と共存しようと思っていますから、収益と顧
  客満足が比例するようなモデルを心がけていますよ。

F:なるほど、理想ですね。
U:ハイ、共存しようと思っているから、ブランドを生き方と捉えています。
  出来る限り、提供価値のフィルターだけは確立して商品提供を行う。提
  供価値のフィルターを確立してあるからこそ、柔軟になれるということ
  です。

F:だから毎年、色んなデザイナーやブランドのコラボも可能であるという
  ことですか?
U:そうですね。フィルターがしっかりしているから、提供価値は見誤らな
  いと思いますし、これが、ここに集まる才能やブランド、クリエイター
  と繋がれる柔軟性にもなっているのだと思います。

  それは、外から見た目で私達を表現してもらう作業にもなるわけですか
  らね。僕ら自身も可能性を広げる作業ですね。

F:深いですね。確かに、最近のコラボ商材は、明らかにコラボする、どち
  らかに頼っている姿勢が見受けられますからね。これは正直つまらない。
U:(笑)そうですね。フロアがミッキーだらけになってるところがありま
  したよ。ここは、ディズニーストアかと?

F:では、この価値提供フィルターというのは、顧客満足を生み出す視点の
  集合体というのな認識と考えてよろしいでしょうか?
U:そうですね。この中にはブランドコンセプトも入っていますし、デザイ
  ナー、参加しているクリエイターのメッセージも詰まっています。僕ら
  も含めた、ブランドのエレメントがギッシリ張り巡らされているフィル
  ターといった感じですね。

F:中々、ここを通過するのは厳しそうですね。
U:そこは信頼で成り立っていますからね(笑)

F:では、ちょっと、今後のことについてお聞かせいただいてもよろしいで
  すか?
U:ハイ

U:そうですね。国内では10代20代前半の子達がファッションに興味が
  なくなっていますよね。このあたり国内での売上げは頭打ちになってく
  ることも考えれるのですが、30代40代の層は、やはりお客様も成長
  している分、増えていっています。ターゲットは、以前よりも広がるの
  だと予測できますが、まずは私達自身が提供価値を見誤らずに、私達の
  提供価値に賛同してくれるサポーターを増やしていくと言うことでしょ
  うね。

F:ファンではなく、サポーターですね。共存ですね。
U:あとは、深澤さんも今、重点的にがんばっているアジアの見直しですね。
  ここはやらなくてはなりませんが、本国と連携しながらそろそろGOす
  ることが必要だと感じています。

F:そうですか、その時はまたご協力させてください。
U:勿論こちらこそ。
F:今日はありがとうございました。
U:ご馳走様でした。


今回ご来店いただいたUさんの運営されているブランドですが、本当に理想
的な状態にあるのだと思います。ただ、常にそのスタンスの置きかたや提供
価値、このあたりの安定感を向上させるために、とにかく柔軟にそして感性
的な質の向上に取り組んでいらっしゃいます。

お話を伺っていつも思うのは、どこかでやっていた風であるとか、以前にこ
んなのがあった?というような取り組みを誰一人していないということです。

Uさんのブランドは、僕自身VMDを組む上で「○○風だとか、○○みたい
な感じの店舗だよね」なんて言われたくないと最も感じるお客様ですし、関
わる人間にそんな緊張感さえ与える雰囲気があります。

これが、Uさんの言うフィルターなのだと思いますし、信頼があるからこそ
甘えを許さないチームとなっているブランドなんだと実感します。

海外展開を成功させたら、是非またUさんにご来店していただきたいと思っ
ております。では、では・・・・・・

セミナー開催のお知らせ

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2014年2月にVMDセミナーを開催する事が決定致しました。

深澤企画として毎年 年2回 現状の業務を通じて最新のVMD理論と実践方法をご紹介するセミナーを開催しますが

今回は2013年8月に開催した内容の反響が大きかった為に 

これまでよりも早いタイミングで、2014年一度目のセミナー開催が決定致しました。

人数制限もございますので、是非ご興味のある方は弊社まで御問い合わせ下さい。

 

深澤企画コンサルティングオフィス

 

こだわりのバーゲンセールやぁ〜

お久しぶりです 深澤です。

この11月は新規案件が、ほぼ同時に3つスタートということで慌ただしくも充実した日々を過ごさせて頂いております。

さて今日は少しだけ『こだわり』について話させて頂きたいと思います。

『こだわり』この言葉を辞書で調べると

~ 特定の物事に対する強い欲望を持つこであり、執着心 執念 ~

こんな言葉が出てきます。

こだわり→特定の事柄に関する執念なんですよね

今回 なぜこのテーマについて話そうかと思ったのは、どこに行っても

何を見ても 小売りの現場には 『こだわり』って言葉で溢れかえってますよね。

僕自身は、その『こだわり』の部分を可視化する仕事でもあるんですが

あまりにも執念も執着心も無い『こだわり』が溢れかえっていて

最近は、この言葉を聞くたびに、若干胸焼け状態です。

まぁ~使われている方々に悪気は無いんでしょうが、

執念の無い、モノ作りに この言葉を使うのは これも一つの偽装でしかないのかと

そんな風に感じる今日この頃であります。

近々 某ドキュメンタリー番組に出演致します。

放送日が決まりましたらまたご連絡致します。

ではでは

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