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売り場作りの型と形

某チェーン店舗のリニューアルプランを考えておりましたが

ようやく、それを運営していく上での新しい型が見えてきたように思っております。

売場作りや、VMDにおいて

例えばウインドウ提案や商品展示を実施していく中で

美しさや価値を伝える形(カタチ)作って行くことは勿論重要なのですが

この形(カタチ)を5年・10年運営していく進化させていく上では

この形(カタチ)を生み出す、型(カタ)を整備しておかないと

暖簾は変わることがないのに、行くたびに味が違うラーメン屋が出てくるお店のような状態になってしまします。

少し整理すると

形とは、今 目に見えている状態や姿・フォームといったところでしょうか、

それに対して

型はタイプやモデルという言った形を作る上での基本洋式や鋳型のような内容です。

商品の価値を表現していくで、生み出される形(状態)は時流や行動様式の変化によって

良いとされるものが変化していくことは当たり前なのです

しかし、これでは結局、

流行に合わせて皆が同じ場所を目指した時に

似たような商品を似たような価格で販売する店舗やブランドが登場し

全く違いを感じない・生み出せない・自らの特徴すら変化していってしまう事態に陥りかねません。

実際にこんなお悩みをお持ちの方は少なくはないのかと思います。

だからこそ、考え方・思考を含めた型を決めていく必要があるのです。

形を生みだすルールであり・形の原型となるタイプですね。

お客様の目には見えにくい部分ではありますが

長く店舗を運営すればするほど、これが重要だと感じられると考えております。

常に変化を求めれる仕事だからこそ

戻れる場所・確認できる場所・生み出す思考とルールを明確にしていくことは

先が見通せないような、今だからこそ重要なのではないでしょうか?

中国も国慶節が終わり

ダブルイレブンに向かって今週から動いていかなくてなりません。

みなさま本日もご安全にです・

最後までありがとうございました。

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。