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売場のレイアウト改善について

お疲れ様です株式会社深澤企画の深澤です。

この数ヶ月、多くの店舗にて売場内の什器配置変更を伴う

商品レイアウト改善を実施しております。

レイアウト改善とは?

お客様に対して、我々が出会っていただきたい優先順位や出会い方を反映した

商品配置を店舗内の各スペース・各什器に明確に割り当て直すこと

これがレイアウト改善です。

この改善の目的は、もちろん売上をUPさせることなのですが

その方法としては、大きく分けると2つの方向性が存在します。

まず一つ目は、店内におけるお客様の滞在時間を伸ばし、ブランド体験を十分に感じていただくことで買い上げ率や客単価をUPさせること

2つ目は、滞在時間を伸ばすことよりも

如何に早く・短い時間でお客様がお目当ての商品に出会えるようにし、

お客様の買いまわりや利便性を向上させ、来店頻度や客数を伸ばしお客様の信頼度を向上させることです。

お客様にとって最高の体験が出来るレイアウトを目指すのか? 

とにかくお客さまにとって便利である店舗を目指すレイアウトを組むのか?

上記ポイントのいずれかを目指すのか?

これを明確にするとレイアウト改善中に生まれる迷いは起きにくくなります。

では次に、実際にレイアウトを改善する上での注意点をいくつかご紹介します。

まず、とても重要なことは

今、目に見えているトラフィック状況だけを意識して

レイアウトを改善することなく

必ず店舗の立地を考慮し店前の買い物客の一日大きな流れを掴むことです。

例えば、自店舗に訪れるお客様の時間帯は

1) 朝のお客様が多いのか?

2) 食後に訪れるお客様が多いのか?

3) 夕刻なのか?

自店舗のお客様の動きに関して課題になっているのは

1) 入店率か?

2) 滞在時間か?

3) 買い上げ点数か?

レイアウト改善によって伸ばすのは

1) 点数なのか?

2) 単価なのか?

レイアウトを改善するにあたり非常に基本的な検討事項ですが

パッと目に見える状況だけで検討せずに

上記要件をしっかりと話し合い

改善箇所をピンポイントで明確にしましょう。

レアウト変更は売上に直結する改善事項ですから

年末商戦・SALEのタイミングを迎える前のこのタイミングで実施しては如何でしょうか?

今日はレイアウト改善に関して投稿してみました。

ではでは

店舗・売り場に関するお悩み、またVMDコンサルティングに関すること等、

先ずはお気軽にご相談くださいませ。

お問い合わせはコチラから。または、info@fukasawakikaku.netに直接メールいただいても結構です。

弊社で実施している取り組みや

VMDの意味・VP・PP・IPに関しては

以下に詳しく解説していますので、こちらもご覧になってみてください。

→VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)

VP(ヴィジュアルプレゼンテーション)

PP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)

IP (アイテムプレゼンテーション)

ではみなさま、本日もご安全にーーーー

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。