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深澤流VMD用語 〜IP(アイテムプレゼンテーション)〜

今日はIPについて語ってみますね。

さてIPについてですがIP(アイテムプレゼンテーション)の略で基本的な商品の陳列方法のことを指します。

簡単に言うと 商品の整理(お店内で分類された状態) 整頓(お客様の目的 買う動機を魅せる置き方)にされた状態です。

アパレル商材ではたたむ(フォールデッド)、掛ける(ハンギング)の2つからなります。
ハンギングには正面向き陳列のフェイスアウト、側面掛け陳列のスリーブアウトの基本的には2種類です。
フォールデッドはたたむという大きな意味で使われているために商品によっ
てたたみ方の方法は何パターンもあり、アイテムやデザインによって異なるので特に決められたパターンはありません。

VMDを売場で展開していく上でVP PP IPとくるとIPは一番軽く考えられがちですが、
売り場を構成する意味ではIPが一番重要だと考えられます。
IPの目的は商品の特徴・サイズ・デザイン性など個々の商品の持つ良さをお客様に最大限に表現すること、
そしてそれを引き出すことで、決して什器に陳列するために用いられる陳列の技法や決まりごとだとは考えないで頂きたい。

なぜならたたみ幅を一センチ変えるだけでも商品の表情は変わりますし、什器に陳列する量や内容も一定ではなく、
常に変化する必要性があります。売場全体から見れば一点の商品は一つの点のような存在に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、
その点の集合がMDを表現し、美しい面となりお店全体の世界観を表現していきます。
そう考えると一つの点の乱れやボリューム感のバランスの悪さが全ての命取りになる可能性も十分にあります。

大袈裟な表現かもしれませんが逆に考えると、一点の商品に売場を美しく構成し表現できる可能性が沢山あるということです。
商品のデザイン・素材・サイズ・各商品との関連性を表現していくIPの技術は人間の体で言うとDNAのような存在です。
体の全ての情報の最小の単位でありながらそこから全てが読み取れる。まさにお店とIPの関係は体とそれを構成するDNAとの関係のようです。
皆さんもこれを機会に、店内に陳列されている商品が個々の特性に最も適したIPの表現方法か見直して見てはいかがでしょうか?

すぐに新たな表現方法や可能性に気づけるはずです。

そこで深澤流IPの解釈は
「IPはお店表現におけるDNAだ」です。
ぜひ 参考にしてください。

深澤智浩

深澤 智浩

深澤企画コンサルティングオフィス代表

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。