
3月の売場づくり
お疲れ様です、深澤です。
まだ大分気が早いのですが、その準備は今から!ということで3月のVMD ・売場作りについて書いてみます。
3月は
・気温が不安定
・月前半と後半で客層や動きが変わる
・新生活需要が一気に動き出す
など、売場づくりの「読み」がとても重要になる1ヶ月です。
しかし視点を変えると、
「提案次第で単価も買上点数も伸ばしやすい、年間でも大きな山を作れる月」 でもあります。
今日は、3月の売場づくりで意識したいポイントを3つご紹介します。
① お客様の「生活が動く月」
3月は季節の変わり目であると同時に、
生活が変わるタイミングでもあります。
・新生活準備
・送別、挨拶、ギフト需要
・環境の変化に伴う買い替え
お客様は「なんとなく見る」よりも、
“必要だから探している”状態で来店する割合が増える月です。
だからこそ売場では
✔ 用途がすぐ伝わる提案
✔ シーンが想像できる見せ方
✔ まとめ買いを後押しする構成
これが非常に重要になります。
単品訴求だけでなく、
「これとこれがあると便利」「これを揃えると新生活が整う」
という“セット発想”を増やしていきましょう。
② 「春らしさ」は気温ではなく“気分”で動く
3月は寒い日も多く、体感はまだ冬に近い日もあります。
それでも売場では、確実に春商品が動き始めます。
これは
気温ではなく「気分」が春に向かっているから です。
そのため売場では
✔ 色
✔ 素材感
✔ 軽さのある演出
上記3点で「春の気分」を先に届けることが重要です。
例えばアパレルでは
ライトカラーや軽い素材のコーディネート提案、
新生活に向けたスタイリング提案が有効ですが、
これは他業種でも同じで、
食品なら
→ 春限定フレーバー、軽やかなパッケージ、贈答提案
雑貨なら
→ 新生活準備、収納、身の回り品の買い替え提案
コスメなら
→ 春メイク、UV対策、スキンケアの見直し提案
といったように、
「春を感じさせる理由のある提案」 を前面に出すことが大切です。
寒さ対策の商品は残しつつも、
売場の主役は少しずつ“春の気分”へシフトさせていきましょう。
③ 単価を上げやすい「まとめ提案の月」
3月は単品購入よりも
「ついで買い」「一緒に揃える買い物」 が増える月です。
新生活・環境変化のタイミングだからこそ、
お客様の頭の中には「まとめて整えたい」という意識があります。
そのため売場では
✔ 関連商品の近接配置
✔ マネキンやシーン提案
✔ セットをイメージさせるPOP
これが効果を発揮します。
「これに合うのはこちら」
「新生活のおすすめ3点」
といった提案が、買上点数アップに直結します。
3月は
客数だけでなく“客単価”を伸ばしにいく月
という意識を持つことが重要です。
気温に振り回される月ではありますが、
視点を変えれば3月は
✔ 生活が動く
✔ 気分が春に向かう
✔ まとめ買いが増える
という、売場にとって大きなチャンスの月でもあります。
ぜひ、
「季節」だけでなく「お客様の生活変化」に寄り添った売場づくり
を意識してみてください。
すごく当たり前の取り組み内容ですが、春本番の4月にも大きくつながっていきますので実践してみてください。
皆さまの参考になれば幸いです。
ではでは。
VMDの意味やVP・PP・IPに関しては以下に詳しく解説しています。
最後までありがとうございました。
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深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。






