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売場作りの基礎 売場内の要件定義

お疲れさまです 深澤です。

最近 自宅近くにコンビニエンスストアが開店致しました。

コンビニエンスストアの新店の売作りを見て行くと

陳列や演出の技法が確実に進化していると感じます。

基礎陳列の手法の一部は

これまでのセオリーとは180度変わっていると行っても過言ではない程

チャレンジしていると感じさせる内容でした。

また、普通に買い物している分には、この変化に気づかない

気づけない程度の見え方になっていることも

凄い点とお伝えしておきます。

ただ 単純に今の売上げ状況を変える為に、売場だけを変えたいと思わず

販売して行く、品揃えしていく行く中での

要件定義が明確になっていれば、我々はクライアントのどんな要望にも応える

売場の改善を行えることが出来ると自負しておりますが

販売・品揃えして行く上での売場に対する要件定義無しに

VMDに頼ることは、それこそ見かけ倒しの売場を作るだけになってしまいます。

コンビニエンスストアが、勿論淘汰されている店舗もありますが

収益を伸ばし続けている大きな理由は

先ずは 販売・品揃えに対する要件定義が明確にあっての

改善を続けていることだと思っております。

顧客と現場の要件定義を満たすこと無く

トレンド?だからと、商品・売場を作り込み

提案?提案?と声だかに変化を自ら伝える小売りの姿勢に対して

確実に進化している部分が見えてこない原因は

このあたりに問題があるのだと感じる 増税後の考察でした

ではでは

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。