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VMDで使える基礎用語 ショールーミングとウェブルーミング

前回のからの続きとなりますが

今回はショールーミングとウェブルーミングについてお話し致します。

2000年代に入り、買い物環境においてもITの進化浸透に置いて

お客様は『賢く買い物をするスタイル』に変わって行きました。

 

どうせ買うなら

最も安いお店で

最もお得なポイントを受けとり

そして最も損をしない買い物をするために

店舗を買い物をする場所から

選ぶ・実際に試す場としてのショールームへと

店舗の使い方を変えて行きました。

 

この一連の流れがショールーミングですね。

 

ですが、このコロナ禍の状況において

店舗に行けない

実際に試しに行くのが怖い

さらに働き方の変化

在宅時間が延びることによって

スマホやパソコンに向き合う時間が伸び

商品購入するにあたり

これまで以上に

買い物に関する商品情報をWEBにて収集することが多くなりました。

ここまでは、想定の範囲だと思うのですが

実際の購入場所としては

ECサイトからではなく

実店舗に行って、事前情報から短・早・近で購入したいと思うお客様も、やはり一定数いるわけです。

 

この一連の購買行動がウェブルーミングです。

 

もちろん、買い物をされるお客様それぞれに

ECサイトを通じて購入したり

実店舗で購入したり

情報収集するにあたっても

動画や雑誌広告、さらにはSNSからというお客様もいらっしゃるかもしれません。

商品を探し購入する場所や機能は、今後も広がりを持っていくのですが

その中で、我々が常に考えなかればならないのは

お客様に選ばれる理由を明確持つことですね

お客様がわざわざ探したり

買いに来てくださるのですから

この理由が明確に持てない商品・店舗であっては

見つけて頂くことも、見つけても気になる何かになることもできませんね。

『わざわざ』漢字で書くと『態態』と書くらしいのですが

 

しなくてもいいこと、やらなくても済むことを

特別に実施するという意味を持っています。

私たちは常にしなくいてもいいことを

特別にしていただく仕事をしているんだと、あらためて感じて行かなくてはなりませんね。

 

週末、金曜日

背筋を伸ばして頑張っていこうと思います。

 

ではでは

#VMD

#VMDコンサルティング

#売場作り

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。