深澤企画VMDコンサルティング
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熱量のままに突き動かされたいと願う50代

お疲れ様です深澤です。

先日、車を運転していると、30数年前に大人気だったロックバンド・『BOOWY』のラストシングル

『季節が君だけを変える』が流れてきました。

当時、17歳だった私にとって、

解散が噂されはじめたBOOWYの

このシングル曲は、なんとも言えない哀愁のような美しさを感じる一曲でした。

同曲はミュージックビデオも秀逸で、当時の若者達が淡々と映し出されるだけの映像はなんですが

1980年代後半の東京という街の若者達が醸し出す危うさや儚さが

全て網羅されたのではないかと思うような映像となっていました。

https://youtu.be/XaGzRLW6r1E

あれから30年以上も経ってしまったのですが、

急に懐くかしくなり帰宅後、ミュージックビデオを探していたんですが、

その最中に

オカモトズというバンドが2019年に『Dancing Boy』という曲にて

先ほどご紹介したBOOWYの『季節が君だけを変える』を

オマージュしたミュージックビデオの存在にもたどり着きました。

まさに令和版『季節が君だけを変える』的な内容だったんですが

どうでしょうか?

オカモトズのミュージックビデオにも、令和の東京、そこにいる若者達が映し出されるのですが

(オカモトズの映像に登場する方々は、若干有名人が多めですが)

曲はともかくとして

この2曲のミュージックビデオに登場してくる若者たちの空気感を見てくと

令和の空気感は本当にマイルド

マイルドヤンキーなんて言葉もありますが

危うさや、儚い空気感は消えており

皆、かっこいいんですが見比べると令和の若者は、おだやかに見えてくるんです。

昔は良かった、昔は凄かった、、、そんな話をしたいわけではありませんが

情報量も圧倒的に少ない中で

正解や事例が今ほど語られない未完性の時代の方が

人を惹きつける魅力的なヒト・コト・モノが生まれやすいのかと考えさせられました。

完成度の高さや失敗しない内容ってもちろん大切なことですが

熱量だけで突き進めるそんな瞬間を欲している50代になった私に

改めて気付かされる,ちょっと痛いミュージックビデオの話でございました。

売場作りの話じゃなくて申し訳ございません。

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以下のVMD用語集をご覧ください。

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VP(ヴィジュアルプレゼンテーション)

PP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)

IP (アイテムプレゼンテーション)

最後までありがとうございました。

皆様本日もご安全に

ではでは

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。