VPという名のMD | 深澤企画コンサルティングオフィス

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VPという名のMD

お金を掛ければ出来るという考えは好きになれません。

私がまだ 会社員として売場を作っていたころ

社内全体で「お金掛けずに手間掛けろッ!!」という鉄の指令が出ていました。

今でもその頃の考え方が染み付いていますから とにかくまずは「お金を掛けないで出来るところまでやるッ」というのが

私のポリシーです。その上で本当に必要なモノにはより良い物をとは考えていますけど・・・・

先日も愛車の足回りを新調しようと考えいたのですがここは ホイルからタイヤまで

4本交換したら それこそ破産コースです。

そこで タイヤのみ交換 ホイルは自分でペイントしてみました。

なかなかの出来栄えでしょ!?やってみるモンですよッ!!

かなり前フリが長くなりましたが 売場にあるVPスペースなんかも

無ければ無いで出来ることはあります。

「VMDやりたいんだけど ウインドウやVPスペースなんて無いからね…」

「ウチの店は品揃えだし、やらなければならないのは分かっているんだけどね…」

専門店や量販店、また品揃えの売り場をお持ちの方からVMDについてこのようななコメントを頂きます。

でも、飾り付けるだけのVP(Visual Presentation)、見せるだけのウインドウを持つことより、

お客様の買場としてVP(目で見て何が売りたいのかが分かる)というMD(買場、品揃え)を持つことのほうが100倍も重要です。

他店との違いを表現する店舗で、ブランドのアイデンティティーを表現するのにVPやウインドウスペースが無ければ

何も出来ないという考えは捨てたほうが良いかもしれません。(決してVPが無いほうがよいということではありません。)

ウインドウやショウスペースより、もっとお客様が直に触れて、見て、買えるVPを作ればいいんです。

・どんな物を どんな風に提案したいのか?

・どんなサービスを商品から提供したいのか?

・そこにはどんな世界観があるのか?

・皆さんが伝えたい変わらぬ信念を売る場所に、VPと言う買場スペース(MD、品揃え)を持つこと

・このMDを標準化する考え方、仕組み、ルールを持つこと

これらの点が、飾り付けること以上に売り場にとって必要なVMDである思います。

是非 お金掛けづに 手間掛けてみては如何ですか?

深澤智浩

深澤 智浩

深澤企画コンサルティングオフィス代表

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。