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ザイオンス効果と売場作りについて

写真はワクチン接種帰りに、ふと見上げた東京駅の天井の構造です。

美しいですね。

さて、オリンピックも今日で終わりです。

東京オリンピックでは、これまでしっかりと見ることが無かった競技を

予選からジックリ観戦することが出来ましたので

これまで知る事もなかった競技の中にも応援したい選手が現れたり

その面白さにファンになってしまうことまであり

やはり、情報との接触機会が長くなる・増えると、その対象に好感が高まるという

これがザイオンス効果なんだろうとなと改めて感じております。

私が売場作りの手法として実践している

VMDはVP PP IP という3層構造にて売場作りを実践し

買い上げにつなげていくという取り組みですが

まさに、3層構造で商品を提案していくというのは

見せたい・知ってほしい、そしてファンになってほしい商品との

接触機会を伸ばす・増やすことが、その目的であり

増えることで好感が上がるザイオンス効果を狙う内容なんです。

以前は3ヒット、売場内において、3回程度効果的な接触機会を

設けることが出来れば、買い上げ率は高まった時代もありました。

しかし、衝動買いが減った現在では

7回程度の接触機会が必要であり

これは売場だけでなく、来店以前にSNSや口コミ等での効果的な接触を

複数回作ることで、お客様の来店に繋がり

さらに売場内での接触機会・接触内容が

買い上げ率の向上を促す取り組みになるのです。

興味を持っていただく・ファンを作る

そして購入していただくためには

ディスプレイや効果的なPOPを企画・作成することも

もちろん重要ですが、

その情報との接触機会を増やすことを、集客の全体構造として考えていくことが

お客様の心を動かすことに繋がります。

是非、商品・店舗の情報を発信していく上で

どの程度接触機会が設けられているのか?

こんな点から、SNS,WEB,そして売場作りの基本構造連動をお考えになっては

如何でしょうか?

VMDコンサルティングに関すること、店舗・売り場に関するお悩みなどございましたら

先ずはVMDの会社 株式会社深澤企画にお気軽にご相談くださいませ。

お問い合わせはコチラから。また、info@fukasawakikaku.netに直接メールいただいても結構です。

弊社で実施している取り組みや

VMDの意味・VP・PP・IPに関しては

以下に詳しく解説していますので、こちらもご覧になってみてください。

→VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)

VP(ヴィジュアルプレゼンテーション)

PP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)

IP (アイテムプレゼンテーション)

連休の中日ですが、皆様本日もご安全に〜

深澤智浩

深澤 智浩

株式会社深澤企画 代表取締役

パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。